蕎麦に含まれる特徴的な成分であり、「抗酸化作用」「血流効果」が期待できるルチン。理想的な摂取量は1日約30mgといわれており、蕎麦１食分（100g）に約100mgのルチンが含まれているため、１日１回蕎麦を食べるだけで必要量のルチンを摂取できることになります。ちなみに、ビタミンCと一緒に摂ると効果が高まるため、大根おろしを薬味にするとベター。また、1日に必要な食物繊維の約4分の1を補うこともできます。

蕎麦粉のカロリーは100gあたり約360kcal。白米100gは約340kcal、食パン100gは約260kcalと、比べてみるとさほど変わらない気がしますが、精製された白米やパンは単一で食べると栄養成分の組成バランスがあまりよくありません。蕎麦は単一で食べても精製された白米や小麦粉に比べてタンパク質含有量が多いだけでなく、アミノ酸、ミネラル、ビタミンをほどよく含んでいるため、栄養バランスのいい食品といえるのです。

「蕎麦」はお好きですか？　

日本人のソウルフード・蕎麦は、繊細で滋味深い味わいはもちろんのこと、栄養バランスのとれた優秀な健康食でもあります。

特に小麦粉などのつなぎを一切使わない蕎麦粉100％の「十割蕎麦」は、健康食事法として欧米でポピュラーな「グルテンフリー（小麦や大麦などのタンパク質が含まれていない）」という点が今、大きな注目を集めています。

私たちT&Gは「蕎麦の伝道師」として普及活動に真摯に取り組んでいます。蕎麦の魅力を世界中の人たちに知ってもらいたい。たくさんの人に蕎麦を食べて健康になってもらいたい。さまざまな国の食卓に蕎麦が並ぶ光景が当たり前になってほしい。近い将来、「Japa-Soba(ジャパソバ）」が世界のスタンダードになることが私たちの大きな、そして本気の夢です。

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